脳疲労とは
気づかないうちに陥っている”脳疲労”
眠れない/夜中に何度も目が覚める/寝ても疲れが取れない/気分が沈む/食べ過ぎる/イライラくよくよ/ネガティブ思考/なんとなくエンジンがかからない
いつもの疲労に気分の落ち込みが加わったのが”脳疲労”です。
脳は多少のストレスさえも「経験値稼ぎ」と捉えられるほど、タフで疲れを知らない心身の司令塔です。
騒音、排気ガス、信号待ちの人混み、やり残した仕事、人間関係、ウイルス、暑さ、寒さ、重い責任、家族の病気、失恋、ペットロス…。
現代社会での生活において、精神的な緊張や歪みが一切ない状態「ストレスフリー」で生きることはとても難しいでしょう。
ストレスがかかっている時、
脈は速くなり、筋肉は緊張して硬く、瞳孔が開き、消化器官の動きは鈍くなります。
大昔、人間は狩猟したり採集していました。
獲物を追うため、瞳孔が開いて筋肉が緊張します。「今から戦うぞ!」というときにお腹がすいている場合ではないので消化器官は活動しなくなります。
ストレス耐性を上げるためアドレナリンが分泌され、やる気と集中力を高めます。
仕事がとても忙しくて、「お昼ご飯を食べるのを忘れていた」という経験はありませんか?集中力がMAXまで上がり、まさに「無敵状態」です。一時的に能力が上がったようにも思えます。
しかし、「無敵状態」は残念ながら長くは続きません。
ストレス過多の状態が長く続くとタフな脳も疲れてしまいます。身体のすべてを取り仕切っている脳が疲弊すると身体のあらゆるところに不調をきたします。
脳は、運動や考えるといった動作記憶のほかに、血液循環や呼吸など生命維持も担っているからです。
ストレスを受けても脳自体は痛みを感じません。ダメージを受けるのは私たちが「心」と呼んでいる情緒です。
自分ではなかなか気づきにくい「脳疲労」。
集中力が落ちた、作業に飽きてきたと感じたら脳疲労のサインです。一度作業から離れて、好きな音楽を聴いたり、ペットを撫でたり、「快」と感じることならなんでも結構です。脳に休息を与えましょう。
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